「みやま文庫」は、群馬の歴史・文化に関わる研究、解説、読み物などを刊行する会員制の出版文化団体です。1961(昭和36)年に発足して以来、60数年にわたり、250冊余に及ぶ良質な図書を世に出してきました。郷土の英知を結集した「群馬百科全書」とも言える貴重な文化遺産です。先人の精神と蓄積を生かしながら、新たな視点で地域を再発見する活動に取り組んでいます。
波宜亭倶楽部のお声掛けで、みやま文庫についてお話する機会をいただきました。感謝申し上げます。
演題 みやま文庫のすすめ その軌跡と真価
日時 3月29日(土)13時半~15時半
会場 前橋市中央公民館505学習室(前橋プラザ元気21 5階)
主催 NPO法人波宜亭倶楽部
参加無料。申し込みは[email protected] 電話 090-6947-5256(田中さん)
お伝えしたいことは、山ほどありますが、まずは一番大事なこと、生みの親である萩原進さんがなぜ、みやま文庫を始めようと思ったのか、これまでお伝えしきれなかった部分を踏み込んでお話しできればと思います。さらに、城郭研究の山崎一さん、上毛かるたの浦野匡彦さん、群響の丸山勝広さん、井上房一郎さんらが終戦直後に考えたこと、共通する思いにも時間が許す限り触れたいと考えています。
「
みやま文庫最新刊出版
記念イベント開催
みやま文庫最新刊出版記念イベント「著者が語る 幕末・明治の前橋 人、そして建物」(3月9日、臨江閣別館大広間)には、80人以上の方においでいただきました。臨江閣の真価、安井与左衛門の事績について講演した小島純一さん、野本文幸さん、村田敬一さんからは、今を生きる私たちが直面する問題について、深く考えさせてくれる重要なメッセージをいただきました。内容は、のちほどフェイスブック、会報等にまとめてご紹介する予定です。
会場ではみやま文庫を応援してくださる多くの方々に入会していただきました。これをステップに、来年度もさらに充実した活動を進めたいと思います。
みやま文庫最新刊出版記念イベントを以下の通り開催します。
※このイベントは終了しました。
「幕末・明治の前橋 人、そして建物」
みやま文庫の最新刊『謎解き 臨江閣』(第252巻)、『前橋復興の恩人 安井与左衛門』(第253巻)の刊行を記念した講演会・鼎談。それぞれの著者による講演の後、村田敬一氏を交え、2冊に共通する幕末・明治期の前橋を舞台に活躍した人物をテーマにした鼎談を行います。
日 時 2025年3月9日(日)
14時~16時
会 場 臨江閣2階大広間(前橋市大手町3丁目15ー3)
主 催 みやま文庫
入 場 無料
※入場希望者は、みやま文庫事務局に申し込む。
第1部 みやま文庫著者による講演
「臨江閣の真価」
講師 小島純一(『謎解き 臨江閣』著者)
「安井与左衛門が遺したもの」
講師 野本文幸(『前橋復興の恩人 安井与左衛門』著者)
第2部 鼎談 「前橋の激動期を生きた人々 その精神に学ぶ」
講師 村田敬一(前橋工科大学客員教授、群馬県文化財保護審議会副会長)
講師 小島純一
講師 野本文幸
聞き手/藤井浩(みやま文庫編集長)
【申し込み、問い合わせ】
みやま文庫事務局
〒371-0017 群馬県前橋市日吉町1丁目9ー1(群馬県立図書館4階)
℡:027・232・4241
E-mail:[email protected]
みやま文庫最新刊
『謎解き 臨江閣』(小島純一)
『前橋復興の恩人 安井与左衛門』(野本文幸)
が完成しました。
事務局が新体制になって初めての本です。
丁寧な分かりやすい解説、新視点による掘り下げを心がけ、
研究書としての質はもちろんですが
読み物としての魅力を備えた意欲作です。
表紙は柔らかく心地よい手触りで、落ち着いた仕上がり。
目指していた「手元に置いて大切に読みたいと思ってもらえる文庫」に近づけたと実感しています。
会員のみなさんには順次、お届けします。また事務局会員にはご案内葉書をお送りします。
3月9日には、最新刊出版記念講演会を前橋の臨江閣別館大広間で開催します。詳細はのちほどお知らせします。
販売価格は1冊2,000円(税込み)、会員は1冊1,500円(同)。入会されると、郵送会員は3,500円、事務局会員は3,000円で2冊を入手できます。申し込み、問い合わせはみやま文庫ホームページの問い合わせコーナーか電話(027-232-4241)で。詳しく見る
「みやま文庫を守るために」のもようを2月16日付上毛新聞で紹介していただきました。
「みやま文庫」特別講演会開催について
(※この催しは終了しました)
「みやま文庫」特別講演会「〈群馬の宝〉みやま文庫を守るために」(群馬県立図書館活用パートナーシップ事業)を2月15日(土)13時半から群馬県立図書館3階ホールで開きます。
運営業務の民間委託を記念したイベントの第1弾で、まず編集長と編集担当者が「みやま文庫」の足跡とその価値、群馬の出版文化の特質などをテーマにお話しします。
【「〈群馬の宝〉みやま文庫を守るために」の講演内容】
■みやま文庫ものがたりー創始者・萩原進の事績を中心に
藤井浩 みやま文庫編集長
■群馬の出版文化史
富澤隆夫 みやま文庫編集担当
日 時 2025年2月15日(土)13時30分~15時30分
会 場 群馬県立図書館3階ホール(前橋市日吉町1丁目9-1)
主 催 みやま文庫、群馬県立図書館
参加費 無料
【申し込み、問い合わせ 】
みやま文庫事務局(Tel:027・232・4241)
群馬県立図書館地域協力係(Tel:027・231・3008)
E-mail [email protected]
[email protected]
みやま文庫最新刊
第253巻
『前橋復興の恩人 安井与左衛門』 野 本 文 幸
江戸時代、氾濫する利根川の治水工事を指揮し、人口減少に苦しむ前橋を復興させた川越藩町在奉行・安井与左衛門に関する初めてのまとまった伝記。支流域の田畑を守るなど数多い事績も新資料をもとに紹介している。
第252巻
『謎解き 臨江閣』
小島 純 一
群馬県を代表する明治期の近代和風建築である臨江閣(国重要文化財)の決定版ガイドブック。臨江閣建設の経緯と特質、建物のもつ価値を中心に、数々の未解明の謎を解明し、その魅力を多くの写真、資料で幅広く伝える。
第251巻
群馬の郷土史と『上毛及上毛人』-豊国覚堂の時代-
大野 秀彰
大正から昭和にかけ、28年間にわたり計300冊発行された郷土研究誌『上毛及上毛人』の宣言文、社説などを分析し、編集・発行人で群馬の代表的な郷土史家、豊国覚堂ら当時の研究者の活動や思想に迫る。
第250巻
食の歳時記 高崎
横田 雅博
かつて高崎に見られた年中行事と、その際に作られてきた食べ物を、農家のお年寄りへの聞き取りをもとに解説する随筆集。身近な食を通し、時代が変わっても忘れてはいけない大切なことを伝えている。
昭和36年に誕生
1961(昭和36)年3月、会員制の出版文化団体として発足
「みやま」とは
「みやま」は群馬を象徴する赤城、榛名、妙義の上毛三山から
文化運動
戦後群馬の代表的な文化運動として
森羅万象
ふるさとの森羅万象をテーマに
新鮮な切り口
貴重な文化遺産を新鮮な切り口で紹介
発掘
見落とされてきたものを新しい発想で発掘
みやま文庫の購入方法
みやま文庫は既刊251冊のうちのおよそ7割が売り切れとなり、在庫がありません。購入を希望する方は、お手数ですが、 以下の方法で在庫の有無について事務局にお問い合わせをお願いします。
まず、みやま文庫ホームページの「最新刊・バックナンバー」でご希望の図書を選んでください。決まりましたら、ホームページの「お問い合わせ」欄に、希望される図書のタイトル(巻数)、ご住所(郵便番号・住所)、電話番号、配本方法(自宅郵送または直接来局)を記入して、送信をお願いします。事務局(℡027-232-4241)にお電話くださっても結構です(原則として火曜~金曜日午前9時~午後4時半開局)。事務局で在庫の有無を確認して、お返事いたします。在庫の場合は、下記の振込先に所要額をお振り込みください。ご入金を確認後、発送いたします。事務局に直接おいでくださってもご購入できます。
販売価格
第249巻まで 1,500円(送料別)
第250~253巻 2,000円(同)
みやま文庫会員の方は、それぞれ500円割り引きいたします。
振込先
●郵便振替口座
みやま文庫 00140―8―14259
●銀行振込口座
群馬銀行前橋支店
普通預金0120163 みやま文庫
在庫がない場合
みやま文庫の既刊本で在庫がない図書については、朝日印刷工業株式会社(前橋市元総社町)がオンデマンド印刷(POD)によって復刻し、お手元にお届けしています。1冊からご注文を受け付けます。ご購入を希望される方は下記の「みやま文庫復刻POD」へお願いいたします。